裁判所や国の関連機関を連想させる差出人から、さも裁判になっているかのような不安をあおるハガキが大量に送付され、市民の方からも多数相談が寄せられています。

 このようなハガキが届いても、絶対に差出人に電話連絡しないでください
 少しでも不安に思ったら、まずは環境生活課消費者相談窓口までご相談ください。

 市内に送付されているそのようなハガキは、ほぼ間違いなく偽物で、ハガキを受け取り、不安になった人から電話が来るのを待ちうける新手の「振り込め詐欺」です。

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 不安をあおるハガキ(PDF:271KB)

☆偽物判断のポイント☆
 偽物かどうかの判断は、概ね下記のとおりです。

1.ハガキで来ることはありません

 裁判に関わる重要な書類は、プライバシーの観点からもハガキで送られることはありません。少なくとも封書できます。

2.カラフルな文字使い
 市役所もそうですが、裁判所もしくはその関連機関では公文書として市民に通知などをする場合に、すくなくとも現時点では、赤や青の文字を使用しません。

3.特別送達郵便
 封書で来た場合でも、自宅のポストに入っていませんか?
 裁判所からは「支払督促」や「呼び出し状」が送付されることがありますが、「特別送達郵便」は、簡易書留等と同じく本人への手渡しが原則です。ポストに入っていることはありません。
 ただし、家の人が受け取った場合やポストに投函されていた封書でこのような文書の場合で、本物かどうか不安なときは、すぐに市役所消費生活相談窓口へご相談ください。

4.ホームページでチェック
 悪質な業者かどうかは、県消費生活センターや国民生活センター(県のホームページでリンクされています)のホームページでチェックできます。
 さまざまな悪質商法についての情報も載っていますので、ぜひご覧ください。

リンク
 新潟県消費生活センター

*隣近所のつながりを強めましょう!*
 悪質な業者から身を守るために、普段から隣近所や、就労先等での情報交換(コミュニケーション)を大切にしましょう。
 NHKのとある番組でも紹介されていましたが、隣近所や地域といったコミュニティでの情報交換が、このような悪質業者を地域から根絶した例が放映されていました。

 今の時代、まさにコミュニティの力が求められています

 お茶のみ話でも結構です。「今、○○地区でこんな悪質な業者が来てるみたいだよ。」など、些細な会話で結構です。その積み重ねが糸魚川市から悪質業者を排除する大きな力になると信じています!