◆事業の目的

近年、少子高齢化や情報通信技術の発展などにより、社会環境が著しく変化する中で、価値観やライフスタイルも多様化し、地域においては、支えあいの意識低下や学校や地域活動への参加意識が弱まるなど、人間関係の希薄化や地域の教育力低下といった問題を抱えています。また、学校においても子どもたちを取り巻く問題が複雑化・困難化しています。そうした現状の中で、地域と学校がパートナーとして連携・協働し、地域全体で子どもたちの成長を支えることがますます重要になっています。

地域学校協働活動は、学校と地域がそれぞれの課題を解決するために、互いの経験や知見を持ち寄り、相互に補完し合いながら地域全体で未来を担う子どもたちを育てていくことを目的としています。

 

◆これまでの「学校支援」における活動との違い

地域学校協働活動は、地域が学校・子どもを支援するという一方向の関係ではなく、地域と学校がパートナーとして「連携・協働」し、PTAや民間企業、団体、機関など、より多く、幅広い層の地域住民が目標を共有しながら地域の子どもたちを一緒に育てていく活動です。

 

◆地域学校協働活動推進員とは?

地域と学校との連絡調整、情報の共有、地域学校協働活動の企画、調整、そして運営、また地域住民へ学校との協働活動を呼び掛けるなど、地域とも学校とも良好な関係をつくり、信頼関係を築きながら活動を進めるコーディネーターとしての役割を果たします。
継続的で円滑な活動を進めるために、従来の「地域コーディネーター」が教育委員会の委嘱により、社会教育法に位置づけられた「地域学校協働活動推進員」になりました。

設置学校 氏名
 磯部小学校 星野 裕子
 能生小学校 髙橋 眞
南能生小学校 橋立 雄二
中能生小学校 滝川 一夫
木浦小学校 恩田 至 
下早川小学校  小川 卓 
 大和川小学校 吉田 一郎
西海小学校  猪又 浩之 
 糸魚川東小学校 伊藤 先子
大野小学校  荻野 輝道 
能生中学校 陸川 敏子
滝川 一夫
 糸魚川東中学校 小川 卓
吉田 一郎
糸魚川中学校   池田 直子
青海中学校  小野 近志 

 

◆期待される効果

○子ども達の教育の充実

地域のいろいろな大人が学校の教育活動に関わることで、多様な体験、経験の機会が増えたり、規範意識やコミュニケーション能力の向上につながります。また、多くの大人が子ども達を見守ることで、よりきめ細やかな教育ができるとともに、教員が教育活動により一層力を注ぐことができます。

○生涯学習社会の実現

地域住民が、自ら経験や知識を、未来を担う子ども達の教育に生かすことができます。これにより、生涯学習の成果を生かす場が広がり、自己実現や生きがいづくりにもつながります。

○地域の教育力向上

地域住民が学校の教育活動に関わることで、地域の絆づくりにつながり、地域の教育力が向上します。これにより、地域の活性化や学校を核とした地域づくりにもつながります。

 

◆学校支援ボランティアの活動例

【学習の支援】    授業の補助 ドリルの採点 実験の補助 読み聞かせ 水泳授業の監視 など

【クラブ活動の支援】 クラブ活動の指導の補助 大会引率の補助 など
【環境整備】     花壇や植え込みの手入れ 校庭の草刈り 図書室の整備 など

【安全パトロール】  登下校時の安全指導 など
【学校行事の支援】  運動会や文化祭などの準備補助 遠足の付き添い など

 

 学校から依頼のあった活動のお手伝いをする人(ボランティア)です。
 特別な資格や免許は必要ありません。
 「できるときに・できることを・できるだけ」
 皆さんのできることで、子ども達への手助けができます。

○参加方法
 お近くの地域学校協働活動推進員または下記問合せ先まで、お気軽にご相談ください。

 地域学校協働活動推進員が学校とボランティアの間の調整をします。

 

★こちらもご覧ください⇒地域学校協働活動チラシ(753KB)