ハガキや電子メールでいただいた「ご意見直通便」の一部をご紹介します。

 みなさんからお寄せいただいたご意見は、すべて市長と担当部課長が直接読ませていただき、

 これからのまちづくりの貴重な提言として市政に反映させるよう努めてまいります。



ジオパークの情報発信について《平成22年5月17日受付》
Q 他県より糸魚川にUターンしてきたものです。世界ジオパーク認定素晴らしい事だと思います。

 ただこのままだともったいないと思います。ジオパークは、とても素晴らしい自然公園だと思うのですが、他県あるいは全世界より多くの方に知っていただく為にぜひ糸魚川の通信網の発展を切に願います。

 例えば関東などで急速に普及してきている無線LANスポットやUQMAXなどの高速無線通信を使ってのジオパーク探索やブログの更新による自然なPRになり糸魚川の宣伝になります。

 携帯電話による遭難対策など自然を楽しむために絶対の安心感や楽しさがでると思います。

 そのために市による通信事業者に対する基地局開設資金補助などを考えて頂きたいと思います。

 ブログなどは、宣伝効果も非常に高くジオパークに来る為のきっかけにもなり費用も抑えることができる為、有効に取り入れて頂きたいと思います。

 とにかくインターネットの市にするぐらいの事をして糸魚川をもっと発展指せて頂きたいと思います。



A  現在、当市では市内全域でブロードバンドの利用環境を整備するため、市街地以外の未整備地区に光ケーブルを整備しており、平成23年3月に完成予定です。

 また、携帯基地局やWiMax等の無線環境の整備につきましても、民間事業者の協力を得ながら、利用環境が充実されてきており、多くの市民がブロードバンドの利活用ができるようになってまいりました。

 この環境を有効に活用するため、本年4月から市ホームページを刷新して動画や音声ガイド等を取り入れ、海外からのアクセスも確認しております。

 特に、ジオパークに関する情報発信は大変重要でありますので、今後は外国語対応を充実し、様々なメディアで利用できるように対応してまいります。

 ご提案のブログ等につきましても、その中で検討して参りたいと考えております。



押しボタン信号機の時間設定について《平成22年6月7日受付》
Q 市道万徳寺線および浜町線の国道交差点の信号が国道優先の時間設定になっており、バイパスが開通し通行量が激減した現在でも、車の通行が左右全く見当たらない状況で3・4分待たされます。結果として小中学生以外は信号無視が茶飯事になっています。事故の起きる前にご検討頂き、改善のご配慮をお願い申し上げます。



A 「押しボタン信号機の時間設定」につきましては、信号機を所管する糸魚川警察署へ確認したところ、国道8号の交通の流れ等確認する中で見直しを検討しており、ご連絡いただきました信号機は、須沢までの間の信号機全体の流れの中で調整されているため、今後、どのように運用するかは全体を通して判断するので、時間をいただきたいということです。



イベント開催・駅前周辺整備について《平成22年6月14日受付》
Q (1)糸魚川を代表するお菓子を作るためのコンテストを年1回開催する。菓子屋や市民が参加し、市民が投票して毎年1位を表彰する。(2)地酒の利き酒コーナーを駅前に作る。かつ、つまみに笹寿司や糸魚川産魚介類、山菜が食べられるところを常設する。(3)駅前商店街を「道の駅」風にし、お土産販売や食事ができる地域にすべき。(4)駅周辺に無料駐車場をつくる。あるいは増やす。無料駐車場がないと、人は集まらない。



A  特産品の開発やPRにつきましては、今年度、奴奈川青年会議所の主催で南蛮エビの料理コンテストが実施され、刺身だけではなく、食の多様化に対応した特産品のPRがされ、また、地酒と地元産の魚介類の食事をセットにしたイベントが実施されております。

 駅前商店街の「道の駅」風につきましては、糸魚川の玄関口として魅力アップに向けて、道路整備や電線地中化にともなうアーケード改修が予定されております。

 無料駐車場につきましては、ヒスイ王国館の駐車場では30分無料を実施しておりますが、駐車スペースの新たな確保を含めて商店街振興組合等と協議を進めてまいります。

 お菓子のコンテストや地酒の利き酒コーナー、特産品を食べることができる食事処等の設置のご提言は、関係団体等へお伝えしまして、事業実施主体へ支援してまいりたいと考えております。

 市といたしましても、ソフトとハード両面から、各団体等と協力しながら、特産品の販路拡大や交流人口の拡大へ結び付けてまいりたいと考えております。



プレミアム付き商品券の再販について《平成22年6月14日受付》
Q 「トクトク商品券」を今年も実施してほしい。自分の周囲では大変評判がよい。



A  この商品券は、急激な経済状況の悪化による地域経済への影響の緩和と市内商店等での消費喚起をねらって糸魚川商工会議所、能生商工会、青海町商工会で構成する糸魚川経済団体連絡協議会が取り組んだもので、商品券の1割相当のプレミアム分の大部分を市が補助して実施したものです。昨年度限りの国の経済危機対策臨時交付金の活用により実現したもので、発行団体が実施したアンケートなどによりますと概ね好評であったとお聞きしております。

 現在、市内の商工団体において、継続的な共通商品券発行の構想があり、実施に向けた検討を行っております。

 市では昨年同様のプレミアム分の補助は現在考えておりませんが、商工団体の今後の共通商品券計画に協力してまいります。



図書館の静かな利用について《平成22年6月14日受付》
Q 図書館のBGMが気になります。。また、2階では利用団体が会議室で大きな声で話していることがあります。静かに、穏やかに読書できる環境作りをお願いします。



A 図書館の利用につき、大変ご不快な思いをさせてしまい、お詫び申し上げます。

 当館の1階部分は、児童と成人のコーナーがワンフロアとなっており、話し声などの雑音があるため、これらを多少なりとも打ち消すために軽音楽を流しております。

 音量については、音響機器の調節を行い、ご不快にならないよう対処いたしたところでありますので、ご理解くださるようお願い申し上げます。館内に流す音楽の種類につきましても、幅広く選曲するようにいたします。

 また、2階での大きな声が聞こえるという件につきましては、3階会議室の利用者が大声で会話しているものと思われます。他の利用者が館内で快適に読書していただけるよう環境づくりに配慮して参りたいと思っております。



夜中の花火について《平成22年6月22日受付》
Q 海岸沿いに住んでいますが、夜中にあがる花火の音に困っています。午前1時、2時など常識外の時間にあがり、恐くて注意もできず、警察に電話して見回りに来てもらったこともあります。注意看板を立てていただけないものでしょうか。



A 先般、地元区長より、同じ内容のご相談を受け賜わりました。市では、早急に迷惑防止の貼紙を作成して、地元区長へお渡しし、当該地区の地下道の1か所に貼り出し、海岸にも同じ内容の看板を2か所設置していただきました。

 また、市より糸魚川警察署にこの状況を連絡し、当該付近を深夜パトロールで通りかかった折に、花火をしている人を見かけた場合には、一言かけていただくようお願いいたしました。



介護施設について《平成22年6月28日受付》
Q 老人介護施設の順番待ちで困っています。



A 特別養護老人ホームも含めた介護保険の入所施設につきましては、当市では、国が定めている基準の整備数を既に上回っていることから、大規模な施設を造ることはできませんが、必要最小限という方針で整備を進めております。

 また、施設を整備する場合は、40歳以上の皆さんから納付していただく介護保険料への影響も大きく、介護サービスを利用されておられない方々の理解が得られにくいという現状もあります。

 今後につきましては、施設整備がなかなか困難という現状を踏まえ、在宅で待機されておられる方々への対応として、必要時には宿泊が可能となるサービスの拡充を図ってまいりたいと考えております。



日曜日、祝日のバス運行について《平成22年10月18日受付》
Q 自家用車のない者にとって、行事に参加したくても、かなりのバスが日曜、祝日は運休なので参加を見送ってしまっています。普段の乗車状況からみて無理なお願いかもしれませんが、小型バスなら負担が小さいのかなとも思い、ご検討いただければ。



A バス会社では、バス利用者数が年々減少しており、厳しい経営状況であるため、利用者の少ない日曜・祝祭日の運行の一部休止や運行本数を減らす等の対策を講じております。従いまして、現状でのバス会社の経営状況や運転手確保の点から、日曜・祝祭日の運行増便は厳しいものと考えております。

 小型車両につきましては、狭い道路でも運行でき、低床で乗り降りしやすいと大変好評ですが、維持管理費は大型車両とほとんど変わらず、運行経費の節減には必ずしも結びついていない状況です。

 また、平日の朝は、通勤通学客の利用から多くの路線で大型バスが必要であり、平日の日中や日曜・祝祭日に小型バスを運行するとした場合、大小2台のバスを保有しなければならないため、バス会社の厳しい経営状況では困難なことであります。

 しかし、市といたしましては、バス路線の維持存続を最優先として、毎年1億円以上の補助金を充てており、今後も費用対効果を見据えながら、いろいろな手法でバス会社と協力して、より良いバス路線の環境整備に努めて参ります。





ジオパーク関連施設の休館について《平成22年12月7日受付》
Q 糸魚川が世界ジオパークのい認定を受け、糸魚川を訪れる観光客が増加しており、その大半はまずはフォッサマグナミュージアムを見学しようと計画してくる。ところが、月曜日は長者ケ原考古館もいっしょに閉館。あいにくの雨や風の時、屋内でゆっくりジオパークの概要を理解すべくミュージアムへと思う観光客にとって、月曜休館は悪印象となり失望するのではないでしょうか。無休とすべきだと思います。



A  フォッサマグナミュージアムは、多くの来館者が快適に見学できるように、月曜日に施設の定期的なメンテナンスを実施しており、人員配置や光熱水費等の経費も含めて総合的に判断して、月曜日を休館とさせていただいておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 フォッサマグナミュージアムに隣接している長者ケ原考古館は、フォッサマグナミュージアムと同じく月曜日休館としておりますが、月曜日も館内には市職員が作業をしておりますので、玄関に呼出し用の電話案内を提示し、臨時に入館のご要望がある場合には対応しております。

 また、フォッサマグナミュージアムが閉館時には、青海総合文化会館(きらら青海)の一施設である青海自然史博物館は、月曜日は開館しておりますので、糸魚川ジオパークの概要の一部を見学することができるかと存じます。

 今後、フォッサマグナミュージアムは、糸魚川ジオパークのインフォメーションセンターとしての機能を充実させ、ジオパークの素晴らしさを発信していくことが重要な任務となります。お客様にさらに喜んでいただけるよう、運営について工夫して参りますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。