更新日:2021年3月5日

外来魚問題シンポジウムに参加しました

 平成23年11月12.13日上越市で開催された「上越地域 外来魚問題シンポジウム」に糸魚川白嶺高校馬場先生、市環境生活課が参加しました。
 刺網などの外来魚駆除方法を実際に体験したり、田海ヶ池のバス駆除について、新しい駆除方法や他団体の取組み方法など、参加者の皆さんからアドバイスをいただきました。
現地活動前のミーティング刺網の現地駆除作業
刺網で捕獲したブルーギル01刺網で捕獲したブルーギル02

糸魚川市環境フェア&科学の祭典

 平成23年11月5日に「糸魚川市環境フェア&科学の祭典が開催されました。

 イベントでは、糸魚川白嶺高校生徒の皆さんが、田海ヶ池ブラックバス駆除活動について、「田海ヶ池トンボを守る会」と糸魚川市と共同で作成したパネルを発表しました。

パネル発表01パネル発表02

 

捕獲したブラックバスの解剖

 糸魚川白嶺高校の生物授業で、今まで捕獲したブラックバスを解剖し、何を食べているか調査しました。

 胃の中からは、トンボ、ヤゴ、エビ類、アメンボ類、アメリカザリガニ、魚類が見つかりました。

授業で解剖開腹中取り出した胃

野紫木先生を講師に迎えた野外調査

 平成23年8月16日に、糸魚川白嶺高校生徒の皆さんが、環境省希少野生動植物種保護推進委員の野紫木先生と、トンボの成虫やヤゴを捕獲し、現在の生息状況を調査しました。

 調査では、12種類のトンボと5種類のヤゴが確認でき、田海ヶ池のトンボについて学ぶことができました。

トンボ捕獲方法の説明トンボ捕獲風景2

トンボ同定の様子ヤゴ捕獲風景

【参加した生徒の皆さんの感想】

・身の周りには自分の思っていた以上に様々なトンボがいることに驚いた。

・普段、種類や性別を気にしながらトンボを見ることがないので、じっくりと観察できてよかった。

・田海ヶ池に生息している様々なトンボを守るために、オオクチバスの捕獲と今後の調査を頑張りたいと思った。

ブラックバス捕獲作戦

 平成23年7月16日に、ブラックバス捕獲作戦を実施しました。

 今回は、ブラックバスの釣りによる捕獲と網による稚魚捕獲、ブラックバス放流禁止の看板の設置作業を実施しました。糸魚川白嶺高校生徒の皆さんのご協力により、30匹もの成果がありました。

釣り風景網による稚魚捕獲放流禁止看板設置釣り成果

ブラックバス捕獲調査

 平成23年6月17日に、糸魚川白嶺高校生徒の皆さんに参加していただき、釣りによるブラックバスの捕獲調査を実施しました。

白嶺高校生徒さん調査風景ブラックバス1匹捕獲

釣りによるブラックバス捕獲調査

 平成23年6月4日に、釣りによるブラックバス捕獲調査を実施しました。
 市職員のボランティア参加もあり、約1時間半の調査で、11匹のサンプルを捕獲しました。

親子でボランティア参加この日一番の大物です。

人工産卵床の確認

 平成23年5月の毎週、人工産卵床の点検をしていますが、ブラックバス産卵の形跡はありませんでした。

人工産卵床の設置

 平成23年4月29日に、「田海ヶ池トンボを守る会」とともに、ブラックバスの卵を捕獲するため、人工産卵床を設置しました。

※「人工産卵床」…ブラックバスが産卵する場所に沈め、産卵した卵を一括して助教するもの。

作業用ボートは助成金の一部で購入人工産卵床を設置する田海ヶ池トンボを守る会の会員食性調査サンプルとして釣ったバス

糸魚川市環境フェア&科学の祭典

 平成23年11月5日、今年実施した田海ヶ池ブラックバス駆除活動について、田海ヶ池トンボを守る会、糸魚川白嶺高校、市環境生活課の共同でパネルを作成し、「糸魚川市環境フェア&科学の祭典」で糸魚川白嶺高校生徒さんがパネル発表しました。
パネル発表01パネル発表02
ダウンロード

 <作成した活動報告パネル>
  田海ヶ池のトンボを守るため(PDF:1095KB)

編集 何を食べてるの?

 糸魚川白嶺高等学校の生物授業で、今まで捕獲したブラックバスを解剖して何を食べているか調べました。

授業で解剖

ブラックバスを解剖する
糸魚川白嶺高校生徒さん

解剖サンプル1

解剖サンプル2

解剖する前のサンプルの一部

解剖写真

解剖中のブラックバス
開腹中

ブラックバスから胃を取り出しました。
取り出した胃

取り出した胃がこんなに
胃の中からこんな生きものが・・・
イトトンボ

イトトンボ類
ヤゴ

ヤゴ(トンボ類幼虫)
エビ

エビ類(ヌマエビ類?)
アメンボ類

アメンボ類・イトトンボ類
ザリガニ

上:アメリカザリガニ

下:魚類
消化が進み、種類の特定は難しいですが、何を食べているか大まかに分かります。
やはり、ブラックバスはトンボの成虫や幼虫などを食べているようです。

2011年8月16日

 今回は、今年ブラックバス駆除協力団体である糸魚川白嶺高校生徒さんに、田海ヶ池のトンボについて知っていただくために、長年、田海ヶ池において、トンボ観察を行っている環境省希少野生動植物種保護推進委員の野紫木洋さんを講師にお招きし、田海ヶ池のトンボについて学んだり、トンボの成虫やヤゴを捕獲して、現在の生息状況などを調査しました。
トンボ捕獲方法の説明
 田海ヶ池に生息するトンボの特徴やトンボ調査の方法など教わりました。
トンボ捕獲風景1トンボ捕獲風景2
 トンボの捕獲調査を約1時間行いました。
トンボ同定の様子
 捕獲したトンボは、野紫木洋さんに種類を特定してもらいました。
 今回の調査では、12種類のトンボが確認できました。
ヤゴ捕獲風景ヤゴ捕獲風景2
 これから羽化するヤゴの調査も行いました。
ヤゴ同定の様子
 捕獲したヤゴも種類を特定してもらい、5種類確認できました。
【参加した糸魚川白嶺高校生徒さんの感想】

・身の回りには自分の思っていた以上に様々なトンボがいることに驚いた。

・普段、種類や性別を気にしながらトンボを見ることがないので、じっくりと観察できてよかった。

・田海ヶ池に生息している様々なトンボを守るためにも、オオクチバスの捕獲と今後の調査を頑張りたいと思った。

編集 田海ヶ池環境保全活動でブラックバス捕獲作戦

今回は、釣りによるブラックバス捕獲調査、網による稚魚捕獲、ブラックバス放流禁止看板の設置などを実施しました。(7月16日 土曜日)
釣り風景
暑い中、釣り捕獲に集中する白嶺高校生徒

ボートによる釣り捕獲
ボートを利用しての釣り捕獲

釣り成果
今日は、30匹の釣果がありました。


網による稚魚捕獲
網を利用してのブラックバス稚魚捕獲
捕獲した稚魚稚魚拡大写真
捕獲したブラックバスの稚魚
放流禁止看板設置
ブラックバス放流禁止看板も設置しました。

編集 平成23年6月17日

今回は、糸魚川白嶺高等学校生徒さんの参加で、釣りによるブラックバス捕獲調査を実施しました。
写真は、白嶺高校生徒調査風景
白嶺高校生徒さん調査風景 ブラックバス1匹捕獲

平成23年6月4日

 釣りによるブラックバス捕獲調査を実施しました。
  市職員のボランティア参加もあり、約1時間半の調査でした。

親子でボランティア参加親子でボランティア参加

おっ!かかった!?おっ!かかった!?

11匹のサンプルを捕獲することが出来ました。
11匹のサンプルを捕獲することが出来ました。

この日一番の大物です。この日一番の大物です。

5月

人口産卵床については毎週点検してますが、ブラックバスが人口産卵床に産卵した形跡はないようでした。

平成23年4月29日

ブラックバスの卵を捕獲するため、人口産卵床を設置しました。
<人口産卵床>
ブラックバスが産卵すると思われる場所に人口産卵床を沈め、産卵した卵を一括して除去するもの。
作業用ボートは助成金の一部で購入
作業用ボートは助成金の一部で購入しました。
人工産卵床を設置する田海ヶ池トンボを守る会の会員
人工産卵床を設置する田海ヶ池トンボを守る会の会員
たまたまバス釣りに来ていた青年から、食性調査サンプルとして釣ったバスをいただきました。
食性調査サンプルとして釣ったバス 食性調査サンプルとして釣ったバス 食性調査サンプルとして釣ったバス