「消防署の方から来ました。」
「市(消防署)からの依頼で消火器の点検に来ました。」


 このような言い方で自宅に訪問され、消防署や市の職員だと勘違いして、2万円ほどの消火器を買ってしまったり、買わされそうになったとの相談や情報がたびたび市に寄せられます。
 高い安いは、買う人が納得したのであれば、第三者がどうこう言えるものではありません。

 しかし、あたかも消防署や市の職員だと勘違いさせる行為は、明らかに詐欺行為と言えます。消防署や市では、消火器の販売はもちろん、斡旋についても一切していません。

 買う、買わないの判断は、消費者一人ひとりの判断にゆだねられますが、消防署や市とは全く関係のない業者であることを頭において冷静な対応をお願いいたします。
 「買ってしまったが、よく考えたら必要ないので返したい」、「買うまで帰ってくれそうにない」など、訪問販売で困ったことがあれば、すぐに市役所の消費生活相談窓口や警察などにご相談ください。